日本人配偶者と離婚した外国人の方は、「日本人の配偶者等」の在留期限がまだ何年かあった場合、すぐに在留資格を変更する必要はありませんが、更新をすることはできません。
「日本人の配偶者等」は、日本人と結婚している(もちろん、同居している)外国人に与えられる在留資格(ビザ)だからです。
なので、余裕があるうちに、在留資格(ビザ)を変更してください。
どこかに社員として就職をしているのであれば、就労ビザに変更することは可能ですが、そういう人は少ないでしょう。
いちばん多いのが、離婚定住と呼ばれる「定住者」ビザに変更することです。
離婚定住ビザについてくわしくは、「日本人と離婚したら、離婚定住ビザに変更する」をご覧ください!
変更申請書の書き方について、解説します。
Contents
変更申請書の書き方
【1枚目】
➀「 入国管理局長殿」
左上の「 入国管理局長殿」には、管轄の入国管理局長宛となります。
空欄には、名古屋入管なら「名古屋」。大阪入管なら「大阪」。仙台入管なら「仙台」。東京入管なら「東京」。福岡入管なら「福岡」。
➁写真
右上の写真は、縦4cm×横3cmの証明写真を貼ります。3か月以内に撮影したものを使用します。
注意点としては、以前の在留カードやパスポートで使った写真は、使用できません。入管窓口で撮り直しを指示され、別の写真を貼るように言われます。
➂ 1.国籍・地域
ここには、申請人の国籍を記入します。
例 中国、韓国、ベトナム、アメリカ合衆国
台湾や香港は、地域に該当します。
➃ 2.生年月日
生年月日は、西暦を使います。
⑤ 3.氏名
パスポートのとおりに記入します。
中国人や韓国人の場合、漢字の名前なら、漢字とアルファベットを併記します。
アルファベットしかない名前なら、アルファベットだけでOKです。
➅ 4.性別
男か女かに○をつけます。
➆ 5.出生地
生まれた場所を書きます。
⑧ 6.配偶者の有無
無に〇をつけます。
離婚しているので、配偶者はいません。
➈ 7.職業
申請人の職業を記載します。
無職では「定住者」ビザは許可されません。
⑩ 8.本国における居住地
外国人配偶者の本国の住所を記入します。
⑪ 9.住居地
日本での住所を書きます。
住民票通りに記入してください。
電話番号・携帯電話番号も記入してください。
固定電話でなくても、携帯電話でもOKです。
⑫ 10.旅券
旅券とは、パスポートのことです。
外国人のパスポートのナンバーを⑴の番号に、有効期限を⑵の有効期限に書きます。
⑬ 11.現に有する在留資格
現在持っている在留資格の種類を書きます。
在留カードに、種類と在留期間と満了日が書いてあります。
⑭ 12.在留カード番号
在留カードに書いてあります。
⑮ 13.希望する在留資格
「定住者」と記載します。
在留期間の欄は、希望する年数を書きます。
期間の判断は、入国管理局がします。
⑯ 14.変更の理由
基本的に別紙にまとめて提出するので、「日本人〇〇と離婚したため」でOKです。
⑰ 15.犯罪を理由とする処分を受けたことの有無
懲役や罰金刑を過去にくらったことがあるなら、「有」と書いてください。
㉒ 16.在日親族及び同居者
外国人配偶者の親族が日本にいる場合、記入します。
日本人との間の子どもがいるかどうかが、この離婚定住ビザの重要なポイントになりますので、いる場合は必ず書いてください。
ただ、同居者がいる場合は、同居者も書いてください。
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