国際結婚をする前に、ビザと在留資格の違いについて知りましょう
ビザを聞いたことはありますか?
海外旅行をしたことがある人は聞いたことがあるかもしれません。
では、在留資格は聞いたことはありますか?
おそらく、ほとんどないでしょう。 ビザと在留資格を知ることは、国際結婚の手続きにも結婚後の生活についても非常に重要です。ですので、しっかりと覚えてください。
外国人が日本に入国する流れ
例えば、国際結婚をした外国人パートナーがまだ海外にいる場合。
ここでは、中国としましょう。日本で一緒に暮らしたいのなら、そのパートナーを、海外から日本に呼び寄せる必要がありますよね?
まず、外国人パートナーが現地にある日本大使館・領事館に行って「ビザ」を取得します。例えば、在中国日本大使館や在香港日本総領事館、在上海日本総領事館です。
このビザとパスポートを持って、日本国に入国して審査を受けます。
ビザとは、日本大使館や領事館が入国審査をする「入国審査官」に対して発行する紹介状のようなものです。 「この○○さんは、日本人と結婚して日本で暮らすために入国します。こちらで調べた結果、○○さんに問題はありません。日本に入国しても問題はないと思います」というような内容です(実際の内容とは違いますが)。
入国審査が終わり、入国後に今度は「在留資格」が与えられます。
在留資格ってなに?
この在留資格とは、日本における外国人の身分証明です。 在留資格は現在27種類あります。
この中で配偶者ビザと呼ばれるものは、
「日本人の配偶者等」
「永住者の配偶者等」
「家族滞在」
「定住者」 と呼ばれるものです。
例えば、日本人と結婚した外国人は、「日本人の配偶者等」という在留資格を与えられます。「日本人と結婚した外国人」という身分証明です。
外国人と結婚して日本で暮らす外国人は、「家族滞在」と呼ばれる在留資格です。「同国or異国の外国人と結婚して日本で暮らしている外国人」という身分証明です。
まとめると、 日本に入国する前に取得するものが「ビザ」。 日本に入国した後に与えられるものが「在留資格」。 になります。
ちなみに、なぜ結婚後もこの在留資格が重要になるかというと、「在留資格」には有効期限があり、その期限が切れてしまうと「在留資格」が取り消されてしまい、本国に帰らなければならなくなるからです。
ですので、パートナーの在留資格の有効期限を知っておき、管理することは重要なのです。
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