Contents
日本で親と一緒に暮らすビザはない
日本人と結婚した外国人の方が、外国から日本に親を呼びたいというお問い合わせがよくあります。
ですが、今のところ、日本に外国人の親を呼ぶビザはありません。
短期滞在で、90日間観光や交流を目的に呼ぶことはできます。
ですが、一緒に暮らすビザはありません。
ですので、99%呼ぶことは、不可能です。
ただ。
1%ですが、呼ぶ方法はあります。
ですが、かなりイレギュラーの方法なので、確実に呼べるわけではありません。
老親扶養ビザ(特定活動ビザ)
通常、親を呼ぶことはできません。
ですが、方法が1%の確率ですが、あります。
それは、老親扶養ビザを取ること。
老親扶養ビザの条件(要件)
➀年齢が65歳以上であること
➁病気を持っていること
➂本国に、扶養してくれる人がいないこと
➀年齢が65歳以上であること
この老親扶養ビザは、年齢がポイントとなります。
65歳以上であることが必要です。
64歳以下だと、認められません。
➁病気を持っていること
「健康であれば、本国で自分で生活できるでしょ」と不許可になります。
➂扶養する親族がいないこと
もし、本国で親族がいれば、
「その方に扶養してもらってください」
と不許可になります。
この親族は、直系の親族です。
例えば、自分の子が当てはまり、
兄弟や甥・姪などは当てはまりません。
また、日本以外の国に子がいれば、
「その方に扶養してもらってください」
と不許可になります。
まとめ
老親扶養ビザは、特別な許可なので、かなり審査が厳しいです。
不許可の確率の方が高いです。
ただ、上の3つの条件(要件)をクリアしていれば、挑戦してみる価値はあると思います。
また、たとえ外国人の方が帰化しても、親を呼ぶことはできません。
あなたが日本人になっても、それ以外の親族には影響がないからです。
日本人の親でも、外国人なので、今回のように呼ぶことはできません。
お問い合わせ
相談料 3,000円
↓予約はこちらから
※「質問だけ、必要書類を聞きたいだけの方はお答えできません。ご了承ください。」
お問い合わせは、➀電話or②お問い合わせフォームから。